2021年03月22日
「両手取引」と「囲い込み」
「両手取引」とは
「両手取引」とは不動産会社の仲介手数料の受け取り方を表す不動産業界の用語です。
仲介による仲介手数料の受け取り方には2つのケースがあります。
「片手取引」と「両手取引」です。
片手取引は、売主側にⒶ社、買主側にⒷ社と、それぞれに不動産会社がついているケースです。取引が成立すると売主はⒶ社に仲介手数料を、買主は、Ⓑ社に同じく仲介手数料を支払います。
両手取引は、売主側と買主側の間に1社だけ不動産会社が入るケースです。売主から売却依頼を受けた物件を自社で探した顧客に売るケースがこれにあたります。不動産会社は売主側と買主側の双方から仲介手数料を受け取ります。ダブルの仲介手数料を受け取ることができるので、不動産会社にとって片手取引よりも両手取引はオイシイ取引となります。
「囲い込み」とは
「囲い込み」とは、自社で売却依頼を受けた物件を他社に紹介しない行為のことです。例えば、他社からのお問合せがあっても「商談中で紹介できない」「決まった」など嘘を言って紹介しないケースです。
囲い込みがされるのは、前記でご説明の「片手取引」だと「両手取引」よりも受け取れる仲介手数料が半減してしますからです。
囲い込みは依頼主の利益を損なうほか、仲介の理論に反し、不動産取引市場に対する信頼の妨げとなります。不動産業界では囲い込みをする不動産会社も多く大手の不動産会社でも横行しているので問題にもなっております。
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