2021年10月13日
根拠のない「高額なだけの査定」に注意!
高額な査定額を掲示されると「え?こんなに高くうれるの?」と喜ばれる方も一定数いらっしゃいます。この思考付け入り、「高値だけの査定」を掲示する不動産業者が存在します。
「査定額」=「売れる額」ではない
査定額は、会社が「これくらいで売れるだろう」と予測する金額です。過去の成約事例や物件の状況をみて、各社ともに「おおむね3ヶ月以内に売却できる金額」を予測して算出します。
「予測」ですから「売れる金額」ではないことは必ず念頭において査定に臨まなくてはなりません。査定額に振り回されることなく、売主様が売却価格を決断する為の「参考」として扱うのが適切です。
「高値査定」の裏側
悪質な不動産会社が「高額なだけの査定」をする理由は、売却依頼を他社に取られないため。依頼欲しさに、売れる根拠もない高い査定額を掲示してしまうのです。査定額が適正価格よりも著しく高ければ、購入検討者には見向きもされません。しかし、依頼だけがまずほしい不動産会社も、それは百も承知です。売主様が不安になってきたタイミングを見計らって値下げを迫り、結局は時間だけかけて適正価格で売る・・・・・・というのが末路です。
悪質な不動産会社を選ばないことが大事
売却査定は、単に査定額を知ることが目的ではなく、不動産会社を見極めるため、そして適正額を知るためのものです。「正しい判断をするための情報収集をする」これらの活動を通し、知識の補完と、業者の選定を並行して進めていきましょう。
ダイサワは売却を成功に導き、売主様の助けとなるような信頼できる不動産会社として選んでいただけたら幸いです。